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初夏の彩りの散策


 昨日 6 月 21 日(金)が今年の梅雨入りで、

去年より 23 日、 平均比でも 2 週間遅いとのこと。

今年 1 回目の名東区自然散策会は明徳公園で開催された。 昨日の雨で下が濡れてはいるものの梅雨時の晴れ間の 1 日で あった。参加者は 36 名でお子様が 2 名と少なかった。

 初夏の彩り、先ずはピンク系から紹介する。

 陽当りの違いなのか、濃いと淡いピンクの「ネジバナ」を 土手で観察した。やはりピンク系の可憐な花の「ムラサキカタバミ」を見つけた。 ピンクの花が木一杯に咲いているネムノキ(合歓木)、1輪下に落ちていたのを見つけ 手に取ってみた。 

3つの花を比べると同じような色彩で不思議である。

 次は、初夏にふさわしい涼しげな緑と白のコントラストな植物、ハンゲショウ (半夏生)とドクダミ(十薬)である。 ともに精悍な感じがするが、それもそのはずどちらもドクダミ科で親戚なのである。

  続いて紹介、今は白い花であるが晩秋には真っ赤な実をつけるヤブコウジ(十両) 緑色の実ではあるがマユミも晩秋には赤い実となる。今赤い実を付けているのは ヒメコウゾである。

 白い花でもトウネズミモチやシャシャンボの花は、秋にはブドウ色の実となる。

  次に昆虫。「黒地に黄色の鹿の子柄模様のカノコガ」「黒地に、1 本の太い白帯と赤 い頭のホタルガ」を発見。よくよく見ると綺麗な彩りである。 ナミアゲハの幼虫は保護色の緑であるが、黄色い縞模様の素敵な衣装を纏っている。

 不思議なものを見つける。他は全て真緑の葉だが、一枝のみ紅葉しているカスミザ クラを見つけた。先日植田川沿いでも同じように一枝だけ紅葉したヤマモミジがあっ た。

なぜ一枝だけ異なるのか、調べてみたが、明快な解答は見つからなかった。

 次に紅白である。赤は、フルーティーな甘い香りのチェリーセージ、白は群生して いるヒメジョオンである。  

 最後に、初夏の彩りは何といっても七変化アジサイ(紫陽花)である。 酸性土だと青、アルカリ土だと赤(PH 試験紙と反対)に変化する。種類も多く多彩で ある。

 ところで、植物の彩りは季節の移り変わりや、天候や日光の当たり具合で変化する。

 それを眺める自分の感情によっても彩りが変わることがある。

 写真技術でも変わる。

 もっと変わるのが、インクである。

純正のインクは高価なので1/8の価格の海賊版のインクを使用しているが、通常の 印刷物では特に問題なく事は足りているが、写真の色は、純正には比べようもないほ ど悪い。

 それより粘度にむらがあり印刷機の目詰まりを起こす欠点があり印刷機1台 をパーにした。(それでも、安い!)

 このエッセイ(彩り)のために純正のインクを調達し使用することにした。

 但し、価格は純正でなくオークション価格である。

  自分としてはパソコンの色彩に近く満足している。

  ご覧あれ!

 (パソコン・スマホでご覧以外、印刷での配布は 200 部あります。)





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